上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

作者:荒川弘
出版社:小学館
巻数:1巻~5巻
ジャンル:学園・農業・青春
【あらすじ】
果てしなく広がる大自然に囲まれた大蝦夷農業高校。
そこで、八軒勇吾は学ぶ…
生きるということ――
生かされるということ――
汗と涙と土にまみれた物語…
春の巻 開幕!!
【感想】
農業高校で繰り広げられる主人公の心の成長を描いた漫画です。
前作の壮大なファンタジー作品、鋼の錬金術師は打って変わって牧場系でほのぼのする内容。
ただ物語りのテーマというか芯の部分はしっかりとした骨太な感じで読み応えがあります。
普段何気なく食べている食事。その中でも肉って毎日のように口にしています。
当たり前すぎて気にもしていないけど、肉になる前は生命だったわけで。
ペットと同じように世話をされて生きていた動物を我々人間は食している訳です。
食べ物の有り難味や命の尊さを学ぶ素晴らしい漫画だと僕自身思っています。
漫画大賞を受賞しただけのことはあるんです。
コンパスが新人漫才大賞を受賞したのとはレベルが違うんです。
今の子ども達に是非読んでもらいたい。
そして大人も読んで一度考えてみてもらいたい。
主人公の心の葛藤や前に向かう姿に心打たれます。
テーマは深いですがやはりほのぼのとしているので読みやすいのでライトな気持ちで大丈夫です。
哲学書を読む。
六法全書を読む。
そんな心構えは必要ないのでご安心ください。
作者の荒川先生の引き出しの多さに驚愕しながら
自分自身も芸の引き出しを増やしていけたらいいな~。
来年くらい売れるといいな~。
って気持ちで頑張ります。
【長所】
・絵が上手く読みやすい。
・メッセージ性が強く為になる。
・子どもから大人まで幅広い層に受け入れられそう。
・動物が可愛い。
・巻末にオマケ漫画あり。
【短所】
・動物が死んじゃう。
・そこそこグロい描写あり。
・真剣に考えると食事がのどを通らないこともあるかも。
・自分が家畜だったら真っ先に売られるだろうな~って思うと痩せたくなる。
・人間として生まれたのに家畜が!って言われたことがある。